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【コラム】気付かずに、仕事中心の”人生”になってない?ーキャリアの本当の意味

キャリアという言葉の本当の意味

「キャリア」というと、多くの人は「仕事のこと」を思い浮かべます。転職、昇進、異動など…。確かにこれらもキャリアの一部ですが、それだけではありません。

キャリアの語源は、ラテン語の carrus(馬車・荷車)。そこから「轍(わだち)」「道のり」という意味に発展し、「人生の歩み」全体を指す言葉になりました。つまり、キャリアには次の2つの側面があります。

  • ワークキャリア:働き方や職業としての歩み
  • ライフキャリア:家庭、趣味、健康、人間関係、学びなど生き方全体の歩み

本来、この2つは切り離せないものです。しかし実際には、将来やキャリアについて尋ねると、多くの人が仕事の話に集中し、「自分の人生をどう生きたいか」という視点を見落としがちです。


キャリアを考えることは、人生を考えること

僕自身も、キャリアコンサルタントとして学ぶ中で「人生をどう生きたいか」という問いに向き合い、考え方が変わりました。

「仕事のために生きる」のではなく、「幸せに生きるために、仕事もちゃんと考える」。優先順位が明確になった瞬間でした。

振り返れば、僕の転機は異動や昇進といった職場の出来事よりも、結婚や子どもの誕生、自主勉強会の立ち上げなど、ライフ側の出来事が多かった。それらが仕事への姿勢や人との関わり方を変え、結果的にワークキャリアを豊かにしてくれました。

ライフとワークは相互に影響し合い、重なり合う瞬間にこそキャリアは豊かになります。

例えば、仕事で関わった大学との交流が、プライベートの学びやつながりを広げ、その経験が再び仕事に還元される──そんな循環が僕の中で起きています。

キャリアを考えることは、人生を考えることです。
仕事中心のキャリアを選ぶのも素晴らしいことですが、一度立ち止まり、「自分が大切にしたいことは何か」という視点で考えてみてください。きっと新しい景色が見えてくるはずです。


📎 この記事はnote記事をもとに再編集しています。
より詳しいエピソードはこちら ▶︎ [noteで読む(リンク)]

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